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【新卒うつ退職】実家に帰りたくない…一人暮らし?実家に戻る?私は一人暮らしを選んだ

2017年7月15日

私は当時21歳、新卒一人暮らしの時に軽いうつ病と診断されました。

ストレスもありますが根っこの原因は自分の性格や考え方でした。

 

当時の仕事は1ヶ月休職し復職したんですが、職場から退職を勧められ泣く泣く辞めることに…

 

当時22歳、一人暮らし。

働く気満々だったのに急に無職になりました。

★関連:【新卒うつ退職】クビ?退職勧奨から辞めたくなかった会社を退職するまで

 

軽いうつ病と診断され社会復帰するまでかかった期間は7ヶ月だったんですが、その間このままアパートを借りて一人暮らしを続けるか、実家に帰るか、すごく悩みましたが私は一人暮らしを選びました。

 

その時のことを振り返ってみます。

目次

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実家に帰らなかった理由1:仕事がない

一人暮らしの場所と実家の距離は2、3時間という近距離です。

遠い田舎→東京の一人暮らしの人に比べたら全然近い距離でしたね。

 

でも一人暮らしをしていた土地と実家の田舎ではやはり環境が違って仕事の量が違いました。

 

実家の方はそもそも若者が出て行きじじばばしかいないような街なので、働き手も少なく、求人はそれなりにあるから仕事はあるんですが仕事を選べるほどなく、しかたなく選ぶって感じの地域でしたね。

 

私はデザインの学校を出てそれに関わる仕事をしていたところ軽いうつ病と診断されてしまったので、社会復帰してもまたデザインに関わる仕事がしたいと思ってました。

 

実家の方はそんなデザインに関わる仕事というかそういった会社すら五本の指の数くらいしかなくまず求人はなかったですね。

 

自分が社会復帰して就きたい仕事がないという理由でも実家に帰らなかったです。

 

実家に帰らなかった理由2:家の窮屈な世界に戻りたくない

私は元々家族、親が好きな方ではなかったです。

どっちかっていうと嫌いな方。

 

子供の頃は家庭の事情で嫌な思いをすることも多く「別の家の子に産まれたかった」ってよく思ってました。

誰でも一度は思うことですね(笑)

 

子供の頃から良い子であり続けて親の顔色をうかがって行動する部分がありました。

いい子にして怒られないようにしてた子供時代でした。

 

でも成人して一人暮らしを始めて実家を離れてからは親への感謝の気持ちが芽生えるようになり、気持ちも少し変わりましたね。

 

しかし、3ヶ月くらい実家で療養して休んでた時期があったんですが、その時にやっぱりここは窮屈だな、とかつて感じた窮屈な世界を思い出し辛く感じたこともありました。

 

実家は田舎の山奥なんで交通の便や生活面でも不便で窮屈です。

実家というか地元からして窮屈な環境でした。

 

若い人は出て行き住んでいるのは小学中学高校の知り合いばかりで、買い物に行けば知ってる人ばかり、誰々と今車ですれ違ったなどという窮屈極まりない世界です。

 

実家は落ち着くし親もいるから良い面もある、でも一時帰ってくるぐらいがちょうどよくて住むってなったらちょっとシンドイな、住みにくいな、地元の窮屈な世界には戻りたくないな、と思ったのも実家へ帰らなかった理由です。

 

実家に帰らなかった理由3:1人の方が居心地が良い

実家での療養中は人がいる安心感はあったんですが、やっぱ1人の方が落ち着くなと感じました。

 

元々、私は1人が好きな方で1人で過ごす時間が長いことが全然苦ではないタイプです。

実家の方が居心地が良いと感じる人もいれば、一人暮らしの方が居心地が良いと感じる人もいるでしょう。

 

それは実家の状態や育った環境などが関係してるのではないでしょうかね。

 

実家に帰っても元気になったら地元で一人暮らしすれば良いんじゃない?って感じですが、私の地元は賃貸物件がそうあるところじゃなかったんです(笑)

 

賃貸物件すらそもそも少ないしエイブルとかアパマンショップとか賃貸会社もろくにない所なんです(笑)

 

あと実家は古くて汚いので(笑)正直、一人暮らししてた賃貸物件の方がきれいで住む分にも居心地が良かったです。

 

やはり自分が生活しやすい環境、居心地が良いところで生活するのがいいと思い一人暮らしでの生活を続けることにしました。

 

【金銭面】家賃は貯金と失業保険でなんとかやりくりしてた

私が軽いうつ病と診断されてから社会復帰をするまで7ヶ月かかりました。

正確には8ヶ月目に再就職し新しい仕事に就きました。

 

その間、無職だったんで安月給からコツコツ貯めてた給料+失業保険でなんとかやりくりしていました。

 

復帰までの7ヶ月のうち、3ヶ月は一人暮らしのアパートで療養し、残りの3、4ヶ月は実家で療養してました。

 

3、4ヶ月はアパートにいなかったのでその分の家賃(約4万)を払いながら一人暮らしの住処をキープしてました。

たまにアパートには来て片付けたり郵便物確認したりしてました。

 

どうしても実家に帰るのは嫌だったんで、お金はかかったものの一人暮らし続行を決めて物件を借りながら療養し、なんとか一人暮らし先で再び仕事に就くことができて仕事も続き、生活も軌道にのせて社会復帰することができました。

 

まとめ:一人暮らしか実家は自分の健康状態、金銭面、実家との関係にもよる

私は一人暮らし続行を選んで、結果再就職もでき元の健康な時の生活を取り戻すことができたのですが、うつと診断された一人暮らしの人が実家か、一人暮らし続行かはその人の健康状態や金銭状態、実家との距離感、実家や親との関係性などによると思います。

 

鬱状態の時は気持ちも体も弱っているので、一人暮らしは孤独や恐怖や不安をより感じます。

 

一人暮らしの賃貸をキープできる余裕があるのであれば、アパートやマンションは借りながら少し実家に帰って休んでまた働きに戻ってくるというのでも良いかもしれませんね。

 

私は一人暮らし続行を選択して悔いはありませんでした。

家賃のお金はかかったけど…。

むしろやっぱ実家には戻らなくて良かったなという感じでした(笑)

 

実家と一人暮らしが東京と田舎の実家みたいに離れていたわけではないのと、家賃が4万で割と安い方だったからなんとか出来た選択だったと思います。

 

一時、実家に帰って療養してたけどその時感じたいい面もありました。

★関連:【新卒うつ退職】実家療養した時の私の過ごし方・生活リズムに気をつけた

 

★軽うつ病で仕事を辞めてから再就職するまでの話を最初から読む(まとめ)

→ 軽うつ病で新卒退職したが克服!無職から再就職に成功し社会復帰した体験談

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