非正規女子です。
私は正社員としてフルタイム8時間勤務をしていた頃、毎月生理痛とPMSに悩まされていました。
生理痛は肉体的にしんどかったのですが、それ以上に生理が来る1~2週間前から気分が落ち込んで心身ともに不調になるPMSの方が本当にツラかったです。
そんな毎月悩まされていた生理痛&PMSですが、転職し働き方を正社員→非正規に変えてから生理関係の症状良くなってきました。
目次
10代は生理痛で悩むことなかったが20代になってからつらくなってきた
生理関係の症状がしんどいなって思うようになったのは20代以降の社会人になって働き始めてからでした。
私はもともと生理痛をそんなに感じない人間でした。
10代の中学〜高校の学生時代は運動をしていたためか「生理痛で超痛い」ってのがほぼなかったです。
「あ、血が出てるな、ちょっとお腹痛いな~」ぐらいで鎮痛剤なんて一切不要だったし、まず生活に支障が出るレベルとは程遠かったです。
友達の親で、
- 生理痛で立っていられなくて1日横になるしかない
- 救急車で運ばれたことがある
みたいな話を聞いて、当時10代の私は、
と生理痛で生活に支障が出る大人の女性が理解できませんでした…
それぐらい生理症状が無縁というか悩むことがなかったのですが、20歳を超え成人して働き始めたら私の体に徐々に変化がでてきました…
正社員フルタイム勤務時は生理痛がかなりしんどく発狂レベル
そんな生理痛がひどい人の苦しみが理解できなかった私も働くようになり、社会人生活を送ってくうちに生理痛や気分の落ち込みが気になり出しました。
「なんか生理痛しんどくなってるんだけど…毎月毎月ひどくなってる気がするんだけど…」
だんだんとそう思うようになり生理痛の改善策などを調べるようになりました。
ここでPMS(月経前症候群)という月経前に心身ともに不調が出る症状を知ります。
後に産婦人科で診てもらった時に「PMSですね」と言われ自分がPMSということに気づきました。
正社員フルタイムでOLをしていたころは何より仕事のストレスが強かったです。
- 任された仕事を最後までこなすストレス、重圧
- 職場の雰囲気や環境のストレス
- 上司、人間関係のストレス…
働いているうちにいつのまにか生理のたびに鎮痛剤をのまなきゃ何もできない体になっていました。
鎮痛剤は自分には無縁と思っていたのに毎月、毎回痛み止めを飲まないと仕事はもちろん日常の生活もままならなくなってました。
しかも生理痛よりも生理が来る前に不調になる精神面の方(PMS)がヤバすぎて問題でした。
当時の私は生理がくる2週間ぐらい前から精神面に変化が出てました。
- 気分が沈んでいつもよりネガティブ・メンヘラになる
- 普段はイライラしない些細なことにかなりイライラする
- 1人でいると急に孤独感に襲われる
- 胸がざわざわする
- 誰かが部屋に入ってきて急に刺してくるのではないか、爆弾がふってくるのではないか、など急に恐怖心を感じる
- 人に攻撃的になる
- 冷静な判断ができにくい
- 衝動が抑えられない など
とくにイライラの感情がすごくて自分でもコントロール出来なくなってたのが毎月の悩みでした。
仕事をする上ではどうしても上司と話さなければならなかったので、会話をするだけでイライラしてて相手をブッ潰したくなる衝動を抑えながら会話をしてました。
あまりのイラつきから興奮して感情的になり体をフルフルとよく震わせてました。
手をつねったりして痛みで自分をどうにか抑えて、深呼吸をして自分を落ち着かせてから周りとコミュニケーションをとっていました。
「こんな状態の人は家にこもって外部からの刺激を避けたほうがいい、それが自分のためにも世の中のためにもなる!」
本当に毎回そう思ってました。
毎月そう思いながら身を奮い立たせて仕事に行ってました。
本当、生理期間はオリか卵の殻に入って外敵から刺激を受けず守られていたいです(笑)
休んでも仕事に支障が出ない日がある時は、もう行かないほうが周りにもいいと思って休んでいました(笑)
一応、生理休暇というものはあったのですが女性が少ない職場だったし誰も取ったことがないと言われてとるのには気が引けたので「体調不良」と言って休んでいました(-_-)
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正社員から非正規へ転職、働き方を変えてから生理症状が和らぐ
そんなPMS・生理痛に悩まされていた私ですが、正社員から非正規へ転職し働き方が変わってから生理症状がよくなってたことに気づきました。
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良くなった要因はやはり「ストレス減少」です。
人間関係のストレスが減った(精神面のストレス減少)
正社員から非正規へ転職してから、
- 関わる人が減った
- 人と関わる時間が短くなった
という点で人間関係のでストレスが減りました。
たまにPMS時に職場の人と会話をしているだけでやはりイライラはしてましたが、前よりはイライラの度合いが弱くなってそれほどではなくなりました。
労働(仕事)のストレスが減った(肉体面のストレス減少)
正社員から非正規に転職して仕事自体がラクになったので、その分仕事で感じるストレスがぐん!と減りました。
仕事をする時間(職場にいる時間)も減ったのでその分仕事と人から解放される時間が早くなったのが結構デカかったです。
体を動かすようになった(運動面)
正社員のOL時代は座りっぱなしのデスクワークで運動不足でしたが、転職してからはその分時間ができたので健康も気遣う余裕ができて体を動かすことが多くなったのもよくなった要因かなと。
食事を意識するようになった(栄養面)
前より生活の時間に余裕ができた分食事栄養面に気を配るようになりました。
なるべく生理やPMSによいとされている食材を選んで料理したり果物を食べるようにしたり、以前より少し意識を変えたのも改善要因のひとつかもしれません。
使い捨てナプキンから布ナプキンにした
転職した同時期に使い捨てナプキンをやめて布ナプキンデビューをしてみました。
これは正直よくなった要因かどうかわかりませんが一応変化のひとつに(笑)
でも布ナプキンにしてから生理が短くなったというか前半に一気に血が出るなーって感じました。
気のせいかな…(笑)
布ナプキンはお手入れが面倒だけど節約にもなるのでいいですよ★
病院で処方された漢方薬を飲み続けた
PMSと診断されてから産婦人科で漢方薬を処方されていました。
PMSに効く抗うつ剤のような薬やピルも紹介されたけどなるべく薬は飲みたくなかったのでせめて漢方薬を飲むことに。
漢方薬は効き始めるまで時間がかかると言われています。
その時間がかかるってのがどれくらいなのかわからないのですが、1年ぐらい飲み続けたけど正直これといった効果を感じられませんでした(笑)
飲み方がよくなかったのかな?
でも、もしかしたら働き方を変えたあたりから効果が出てきたかもしれないので一応変化の一つに(笑)
PMSや生理痛がつらすぎる人は思い切った転職で働き方を変えてみるのもひとつの改善策
私は正社員から非正規へ転職した時はかなり悩んだし自分の中でも思い切った転職でした。
仕事、人間関係が嫌だってのもあったしこのような生理関係の症状が辛すぎだったのも転職の理由でした。
上記の中で一番「これが変わったから生理痛が良くなった!」と確信的に思った点は仕事や人間関係のストレスが減ったです。
私の場合、仕事のストレスがPMSと生理痛悪化の原因だったので働き方を変えたおかげで仕事のストレスが減ってその分、生理症状の負担が軽くなりました。
- 働く時間内の人との関わる時間が減った
- フルタイム勤務をやめてゆっくり体を休められるようになった
のも大きな要因かなと!
その後も毎月やってくる生理痛PMS時期には気分が沈んだり体がしんどくなったりしましたが、
- イライラが減った
- イライラしても度合いが弱くなった
- 攻撃的にならなくなった
- PMSのしんどい時期が短くなった(生理開始2週間前だったのが開始3日〜1週間前くらいへ)
など、精神面のつらさが軽くなったので良かったです。
以前、産婦人科で先生に「生理痛がつらい、仕事もつらい」と相談したら、
「なら、仕事変えるしかないんじゃない?」
みたいに言われて「それが簡単に出来れば苦労しねえよ!」と思ったことがあったのですが(笑)いざ本当に仕事を変えてみたらよい方向に改善されたのでやはり仕事によるストレスがPMS生理痛に与える影響ってデカいんだなと実感しました。
働く女性で働き方をひょいっと変えるのはなかなか簡単なことではないけど、働きながら毎月ひどすぎるPMS生理痛で悩んでいる女性は、フルタイム正社員から時間が短い契約社員、派遣社員などに転職するなどの働き方を変えるという選択肢もひとつの改善策になります。