非正規女子です。
私は正社員で働くのが嫌でいったん正社員からフリーターに転職した事があります。
この記事では20代女性の私が正社員からフリーターに転身してみて感じた、
- 正社員とフリーターの比較
- フリーターのメリット・デメリット
をお送りします。
「現在、正社員で働いているけど仕事が嫌すぎてフリーターになりたい」
と悩んでいる方の参考になればと思います。
目次
正社員の時はフリーターという働き方を見下していた
正社員で働いていた頃、私は正直フリーター(非正規)で働いている人をどこか見下していました。
大学卒業時に、
- 正規雇用で就職できなかった友達
- 同い年くらいのコンビニの店員
などの人を見て「正社員の自分勝ち組(ドヤァ」みたいなのがどこか無意識にありました。
世の中の図式的に正社員の方が上みたいなのがあるし雇用形態で見ればやはり正社員=正しいみたいなものが頭にありました(_ _)
- 「自分は正社員以外の働き方はしない!」
- 「フリーターなんて恥ずかしい!」
とも思ってた自分がフリーターという働き方を考え始めたきっかけは、正社員として毎日8時間も拘束される生活が苦痛になってきたからです。
自由な時間を求めて働き方を正社員からフリーターへ
正社員として働いているうちに1日が仕事で終わる日々がずっと繰り返される事に飽き・恐怖・焦りを感じ始めました。
元々、私は人生は自由な生き方が理想的だったので毎日8時間以上も同じ場所に拘束されるような生活が窮屈に感じてきたのです。
毎日8時間以上、
1日の大半は会社に拘束されて給料が月10万円弱…
「こうやって30代、40代になって…え…ちょ…無理」
「自由・自分の時間」を強く求めてた私は働き方への考え方が変わり正社員の仕事を辞めて今までは選ばなかったフリーター(非正規)という選択肢を選びました。
視野がせまくひとつの考え方に囚われがちな自分にとって新たな変化でした。
正社員とフリーターの比較(給料、保険、時間など)
正社員からフリーターに雇用形態が変わって給料や社会保険などで一番変化を感じました。
給料の比較
給料は正社員時より安くなりました。
手取り額でいうと約15万→約8-10万の変化です。
私は他に副業での収入があったの一人暮らしでも生活できてましたが、一人暮らし正社員からでフリーターになりたい人は「1ヶ月どのくらいなら生活できるか」をしっかり考えてから臨んだほうが良いです。
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私は他に正社員で働いているうちに、
- スマホをドコモ(月1万)からYモバイル(月5,000円)にのりかえる
- 奨学金の残金を一括で返す
などをして生活費(固定費)を低くしてなるべく1ヶ月の生活費を安くするようにしていました。
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また、正社員からフリーターになってボーナスはなくなりました。
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社会保険・福利厚生
私は労働時間的に社会保険加入対象だったので、
- 健康保険
- 厚生年金
- 雇用保険
- 所得税
これらの保険類は給料から引かれてました。
私は社会保険加入できるフリーターだったのでまだよかったのですが、これを自分で負担するとなるとバイトならかけもち、Wワークというフリーターライフになるんじゃないかなと思います(⌒-⌒; )
給料が正社員時より低くなったので、その分健康保険料も低くなってました。
労働時間の比較
労働時間は1日、8時間→5時間に変わりました。
ほぼ1日会社で過ごしていた日々が半日だけ仕事するという楽な生活に変わりました!この変化は最高でした(笑)
フリーターのメリット
私が感じたフリーターのメリットは、
- 自分の時間が増える
- 責任が正社員より重くなくて気楽
- 仕事が楽だと憂鬱にならない
です。
1 自分の自由な時間が増える
フリーターになってみて感じたメリットはなにより時間的な自由!
私が経験した正社員生活よりはるかに自由な時間を手に入れました。
自分の時間を優先したかった私にとって時間の自由度が増したフリーターは「自分にあった働き方」と思えました。
時間が増えたことで生活の充実感も増して変化はデカかったです。
2 責任が正社員より重くない・気楽でストレスが減る
正社員で働いていた時バイトの人の仕事を私が担当したりその人は軽い仕事ばかり任されてるのを見て「いいな…」と思ってた事があります。
そんな私がフリーターの非正規になってみて思ったのは、
仕事がラク!!!
職種や仕事内容によって必ずしもバイトなど非正規の仕事は楽!とは限りませんが、私は「正社員の仕事よりすごい楽だな〜」と感じました。
責任がより強かった正社員の立場からまだ責任が軽くなった非正規のフリーターになってみてその辺の精神的ストレスも減りました。
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3 仕事が楽だと憂鬱にならない
正社員時は日曜日の夜がほんとーに苦痛でサザエさんやちびまる子ちゃんなんて見れたもんじゃなかったです(´д` ;)
もう休みの日の朝から「明日仕事か…」ってなってました(笑)
次の日が仕事っていうストレスが強くて休日を楽しめなかったことが多かったのですが、フリーターになってからは日曜の夜でもサザエさん症候群にならなくなりました。
そりゃあ、「行きたくないなー」ってのはありますが、この仕事に行きたくない憂鬱はだいぶよくなりました。
フリーターになって精神的なよい変化があったのでよかったです。
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フリーターのデメリット
メリットがあればデメリットもありますよね。
私が感じたフリーターのデメリットは、
- 不安定
- 社会的信用や周囲の目線
- 友達と比較して落ち込む
です。
1 不安定
バイトなどのフリーター(非正規雇用)は、やはり正社員より不安定です。
人員削減!となった時に正規雇用の人間より非正規雇用の人間から対象にされてしまいます。
正社員より比較的簡単な仕事を任される事から「変わりは他にいる」という状態も多いのでずーっと安定してるとは言い切れません。
「ずーっと安定してるとは言えない」
これは今の時代の正社員にもいえることですが(⌒-⌒; )
2 社会的信用・周囲の目線(マウンティング・見下されている感じもある)
フリーターとして働いていると正社員の人に見下されるということがあります。
実際、私は正社員の方に「あ、見下されてる」と思う言動を受けたこともあります。
また、フリーターは正社員より社会的信用が低いので、
- クレジットカード作成
- 車や大きい買い物した時のローン
- 引っ越しなどアパート契約
といった場面で正社員のありがたみを感じることもあります。
3 同年代と比較して落ち込む事も
私は同窓会や結婚式で久しぶりの友達・同級生とあった時に「今なんの仕事してんの〜?」となった時にフリーターしてるって言うのが嫌でちょっと惨めに感じました(笑)
周りの友達の、
- 新しいプロジェクトに参加
- 後輩を指導している先輩の立場
- 高給取り
などなど、仕事が充実している様子を知ると自分と比較して落ち込んでしまいました。
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フリーターになっても正社員に戻るつもりならダラダラしないで期間を決めたほうがいい
私は正社員からフリーターになってみて満足してます。
一番の変化は、
自由な時間が増えてストレスが減った
です。
そして、
自分にあった働き方
とも思えました。
半日だけ仕事して帰宅。
太陽サンサンお空が青いうちに帰れるなんて!
なんて最高なんだ!
日中に帰れる生活が衝撃的でした(大げさ)
でも、一度フリーターの自由さラクさを味わったらもう正社員に戻りたくないと思いましたね(笑)
なので、正社員を辞めてフリーターになりたいと思っている人は、
- フリーター生活の期限を決める
- フリーター生活に染まってしまう前に正社員として再就職する
がいいと思います。
- 「一生フリータでいい」
- 「もう正社員として働くつもりはない」
という人ならフリーターでいいと思いますが、
- 「ずっとフリーターはやばいな」
- 「いずれは正社員として働きたい」
という人はいったんフリーターになったらなるべく早い段階で正社員として再就職先を探したほうがいいです。
じゃないとフリーターの楽さに慣れて正社員に戻るのが苦痛になります(笑)
まとめ
働き方は正社員があっている人もいればフリーター(非正規)があっている人もいて人それぞれです。
私は両方の働き方を経験してみて副業が禁止されて時間的にも働き方的にも自由度が低い正社員より、副業も自由にできて時間的自由度も増して身軽なフリーターの働き方の方が人生で「自由」の優先度が高い自分にあっていると感じました。
体を壊すまで働いては正社員もフリーターもクソもありません。
- 自分が人生で何を優先したいのか?
- お金か?時間か?なにを大事にしたいのか?
そう自分に聞いてみて自分にあった働き方を見つけてみましょう!